西尾維新戯言シリーズ第5弾。
ほぼトリックなしの豪腕炸裂。
個人的には『クビシメロマンチスト』に匹敵する傑作だと思います。
この人の本はいつも文章力に物をいわせた物語ばかりでミステリって範疇じゃないんじゃない?といぶかしんでましたが、これではっきり分かりました。
豪腕物語作家だ。
そのへんがちょっと京極夏彦に似ている。若いのに。
30代になったらどんなの書くんだろう?

ISBN:406182323X 新書 西尾 維新 講談社 2003/07 ¥1,260

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