私的ミステリ論(1) 〜ミステリの定義〜
2004年12月16日 ミステリ論
ミステリ⇒推理小説=事件についての推理をテーマとした小説.
(三省堂 Web Dictionary より)
「ミステリの定義は百人百様」というのが定説になってるようなので、自分なりのミステリの定義、というものをここで述べさせてもらいたいと思います。
といっても、私のミステリの定義はとても簡単で、
『作者が稚気あふれるかんじで自分の頭の良さをひけらかしているもの』
です。
ものすごく偏ったものだとは自覚しています。そしてこの定義だと、世間的に「これはどう考えてもミステリの範疇だろう」と認識されている作品までこぼれてしまいます。ひょっとしたらミステリ全体の8割くらいは漏れてしまうかもしれません。
欠陥だらけの定義です。
第一、線引きが私のフィーリングによるものなので、定義ですらありません。好き嫌いです(まあ百人百様の定義なんてフィーリングと一緒なんで別に問題はないと思いますが)。
ですが、あれも認めるこれも認める、という風にとめどなく大きくなりすぎたミステリの範疇を偏狭にせばめてみる、というのは無意味なことではないように思うのです。
ジャンル分けで区切ったところで、問題は大きくなるばかりですからね(社会派ミステリと本格ミステリの境目は?とか)。
切り捨て切り捨て、できるだけ偏屈に振舞ってみたいとおもいます。
だって趣味の話だしね。
(三省堂 Web Dictionary より)
「ミステリの定義は百人百様」というのが定説になってるようなので、自分なりのミステリの定義、というものをここで述べさせてもらいたいと思います。
といっても、私のミステリの定義はとても簡単で、
『作者が稚気あふれるかんじで自分の頭の良さをひけらかしているもの』
です。
ものすごく偏ったものだとは自覚しています。そしてこの定義だと、世間的に「これはどう考えてもミステリの範疇だろう」と認識されている作品までこぼれてしまいます。ひょっとしたらミステリ全体の8割くらいは漏れてしまうかもしれません。
欠陥だらけの定義です。
第一、線引きが私のフィーリングによるものなので、定義ですらありません。好き嫌いです(まあ百人百様の定義なんてフィーリングと一緒なんで別に問題はないと思いますが)。
ですが、あれも認めるこれも認める、という風にとめどなく大きくなりすぎたミステリの範疇を偏狭にせばめてみる、というのは無意味なことではないように思うのです。
ジャンル分けで区切ったところで、問題は大きくなるばかりですからね(社会派ミステリと本格ミステリの境目は?とか)。
切り捨て切り捨て、できるだけ偏屈に振舞ってみたいとおもいます。
だって趣味の話だしね。
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